私の住んでいる瀬谷に八福神がある。
今年は相鉄の会社が切符の割引・地図の配布など
力を入れて宣伝しているせいか
多くの善男善女・老若男女が参拝に訪れている。

七福神って?七人の福の神の事?八福神って?調べてみた。
室町末期、京では応仁の乱などの戦乱の時代で疲弊していた庶民の間から
福の神を求め願いを託す信仰が始まった。
しかしはじめから七神が揃っていたわけではない。
恵比寿様・大黒様は商家では二神を福の神と祀る風習があった。

人気のあった女の神の弁天様が加えられ三神となる。
でも物足りないと毘沙門様が加えられる。
しかし四神では縁起が悪いと布袋和尚を加えた。
その後中国の「竹林の七賢人」にちなみ福禄寿と寿老人が加えられたとか。

江戸時代、時の天下人徳川家康に対し、上野寛永寺の開祖天海僧正が、
「あなたは長寿、富財、人望、正直、愛敬、威光、大量の七福を備えられ、
天下統一という偉業を成し遂げたが、
神仏では、長寿=寿老人、富財=大黒天、人望=福禄寿、正直=恵比寿、
愛敬=弁財天、威光=毘沙門天、大量=布袋、の徳を表している。」

七福神の七つの福徳が人生にとって大切であることを語ったとか。
家康は絵師に七福神の絵を描かせて祀った。
それゆえ江戸時代には「七福神めぐり」が流行したそうだ。

でも瀬谷は八福神?どうして?
瀬谷は八つのお寺がありダルマ大師(七転び八起き)を加えたと聞いた。

瀬谷駅を拠点として12キロほどの距離
さあ散策も兼ねて八福神めぐりをいたしましょう。
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