18世紀になり、国内向けの食器類の生産にも力が注がれるようになる。用途に応じた食器が作られるようになる。
現在、ソバ猪口はその名のとおりソバを食べるときに使われるが、江戸時代では向付として使われていたようです。
ソバ猪口の形は単純ですが、手軽に作れる器ということもあり、その文様の数は無数にある。
磁器の中でも安価なソバ猪口という世界で、職人は楽しんでデザインを競ったのでしょう。
骨董店で気楽に求めて楽しみたいものですね。
江戸時代末の蛸唐草模様猪口 | |
明治時代の印判の猪口 | |
華やかな色絵の猪口 |
これらの日本陶磁器を展示してある栗田美術館を訪れてみてはいかかでしょう。
三万坪の自然庭園の敷地内に、伊萬里、鍋島の磁器のみに絞って展示するという
世界の中でも特異な存在の美術館です。
収蔵品の数においては世界最大の美術館と言われている。
素晴らしい和陶器にはもう感動もの圧巻です 。
下の栗田美術館をクリックするとリンクできます。
栗田美術館