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染付けとは白磁に藍一色で絵文様を描き、その上に透明釉を掛けた器をいう。
この藍色は、酸化コバルトを主成分とする顔料で「呉須(ゴス)」と呼ばれるとか。
呉須の名は、中国の天然の呉須を産した地名に由来しています。

染付けの魅力は藍の色と地肌の白の素朴な味わいにあります。
藍の発色具合は、呉須の質の良し悪しや、焼成時の炎の加減で微妙に異なってくるとか。
また地肌も、呉須の上に掛けた透明釉の加減で、真っ白なものから青味を帯びたもの、黄色を帯びたものと異なります。

日本での染付けは有田から始まりました。これら初期の有田で作られた磁器を「初期伊万里」と呼びます。


母がお気に入りだった皿 夏、床の間に飾っている涼しげな皿
力強い扇面形皿 
花一輪が似合う花器
母と萩を旅行したとき
のどかな絵柄が気に入り
骨董屋で求めた皿
大正時代の品とか

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