wanoutuwa




和 食 器 の 魅 力


先日長野の奈良井宿を訪ねた。そこで素敵な昔の和食器に出会った。
どちらかというと西洋のアンティークが好きであまり昔の和食器を見向きもせずにいた。
毎年新しい年を迎えるときに食卓を華やかに彩る食器として使っている。
そうだと思い立ってお嫁に来たとき里から貰ってきた和食器を取りだして見た。
まじまじと見たらなんと素晴らしい!!

一つ一つ手作業で絵付けした食器。 調べてみたら色絵と呼ぶのだそうだ。
赤を主調とし。藍、、紫、黄などの色絵具で上絵付けした多色の器。
赤は酸化鉄、緑は酸化銅にクロムを配合、紫はマンガン、藍はコバルトを用いる。
色絵では、コバルトや鉄などは高温焼成で発色するが、他の絵の具は高温度で焼成すると
色が溶けてしまうとか。

それゆえ豊富な色彩を発色させるためには、低温度で焼成することが必要になる。
したがって色絵の技法は、高温焼成の色に低温焼成での色を加色していくこと。
色絵磁器には、古九谷様式、柿右衛門様式、鍋島様式、古伊万里様式などある。
色使いや文様の違いによって、それぞれ特有の味わいが生まれてくるとか。

古九谷様式は顔料をたっぷり使い、まるで油絵のように深みと重量感を出して描いているのが特徴で
図案は山水画や花鳥が絵画的・写実的に描かれている。

柿右衛門様式は海外への輸出用に優雅で気品のある作品として作られた。

鍋島様式は鍋島藩の藩窯として藩主が将軍や大名に贈呈するために作られた格式の高い作品で
他藩に色絵の技術がもれないように厳重な管理体制の下で作られたそうだ。

色絵の技法が発展したものの1つに「染錦」がある。
染錦は、下絵として染付けの絵を描いた器を一度焼成した後で
その器のうえに多色の色絵を描いたものです。

さらに、多色の色絵具に金泥や金箔をもちいることにより、いっそう華やかさをました器が出現した。
この金襴豪華な技法を「金襴手」というとか。
金は高温では溶けて色が飛んでしまうから200〜300度の低温で焼きつけることになるので、
色絵以上に手間がかかるそうです。

ヨーロッパへの輸出用につくられ装飾性に富んだ大壺・角瓶・大皿/・鉢・置物など
貴族の館を彩る装飾品として作られた。
海外に旅行に行きお城を訪ねると殆どの城でそんな大きな豪華な花瓶に出会う。


下のメニューをクリックしてお入りください。